モンテッソーリと息子|花瓶と女の子と先生と息子、そして私の呪文

モンテッソーリの園では、お花を生けてある花瓶が机の上においてあります。

ガラスの花瓶です。

小さいしょう油差しくらいの小ぶりなもので、落としても割れる心配はなさそうです。

けれど、中には水が入っています。

花瓶が倒れると机が水びたしになり、それなりの被害にみまわれるわけです。

そして、それはモンテッソーリの園で起こった

ここからは、先生からきいたお話です****

小さい組さんのお譲さんの手があたって花瓶が倒れ、机の上が水びたしになりました。

先生がふきんを取りに行って戻ってきたところ

「花瓶がない!どこ!?」

あたふたしていると、水の入った花瓶を持った私の息子が現れました。

先生がふきんを取りに行っているあいだに、倒れた花瓶を取って水を入れに行ってくれたのだそうです。

先生のお話し、ここまで****

やるじゃーない、我が息子。

ここで考えてみました。

我が家のテーブルに花瓶を置いた場合

息子→花瓶を倒して、テーブルを水びたしにする係

怒って「これで拭きなっさぁーい!」と息子に雑巾をわたす係

息子→わーーーーっと泣く(ダメなボク、うなだれモードに突入)

→やっぱ花瓶なんてガラにもないことするんじゃなかったワっ(イライラ&うなだれモードに突入)

ひと言で表わすと「ロクなことになりません。」

花瓶を倒したお譲さんにしても、家で同じことをした場合、花瓶を倒して水びたしにして母ちゃんの雑用をひとつ増やした人にしかなりません。

これがですね、場所がかわってモンテッソーリの園だとですね、

息子は頼れる男になり、
3才のお子さんは、息子を男にしてくれたお嬢さんになりました。

というわけで、

引き続き我が家では花を生けることはありません

しかしながら、「カラになった花瓶に水を入れて持って来る。」的な気働きがあるところを息子が見せた時には、

「ありがとう。」を最低3回。
「よく気が付くねー。」最低3回。
「助かるわー。」を最低3回。
呪文のように息子に向かって唱えるようにしています。

花瓶に花を生けるよりずっと簡単です。

効果もあります。
先を読んで、行動(お手伝い)してくれるようになります。

お試しください。