子供の虫歯、それは運命?親の努力・責任って、傲慢じゃ?

先日、5歳の息子の歯科検診&フッ素塗布に行ってきました。

いつにも増して、虫歯の治療に来ているお子さんがワンサカ、にぎやか。

息子は幸い、いつもどおり何事もなく、あっさりした診察でした。

先生は息子の口の中を、サクッとチェックしてから、(ちゃんと診てくれてるのかしら?と心配になるくらい)私の方に向き直ると、しみじみとおっしゃいました。

虫歯は運命なんですよ、もう仕方ない

「何も(問題が)ない子はずっとないし、ある子はしょっちゅう何か(問題が)ある。」とため息をついておられました。

問題のあるキッズ達の治療が続いた後に、問題のない息子の歯を診て、思わず出た言葉なのでしょう。

虫歯のなりやすさ=歯の質×糖質(食習慣)×細菌

詳しくはこちらをご覧ください。
子どもがむし歯(虫歯)になる意外な原因
歯の質、歯の丈夫さなんて、直毛か天然パーマかってくらい、運じゃありません?

お口の中の細菌が善玉菌でいっぱいだったら、虫歯菌の入る余地はありませんという記事がこちら。→2歳までが虫歯予防の効果を最大に発揮する?

「2歳まで」なんて悩める母ちゃんをさらに追い詰める、とっても癪にさわる題名!プンっ!

虫歯菌なんて、顔つき合わしてしゃべってるだけでも飛んでいくらしいですよ。
ただ、虫歯菌が口に入ってきても、善玉菌がわんさかいれば感染しないんですと。
善玉菌がお口にたっぷりなラッキーなキッズもいれば、そうでないキッズもいるんじゃない?

ここで思い出す、歯医者の先生の言葉。

「虫歯は運命です」

人間が努力できる部分は、糖質(食生活)くらいですかね~。
「お菓子は一切食べさせない。」っていう意識高いママがいますけど。
そういうママのお子さんは、たまにお菓子にありつくと目の色変えてがっ付くんですよ。

お菓子がそこらじゅうに転がってるこの現代日本で暮らす限り、お菓子一切なしなんて無理難題、不自然、子どもが気の毒な気もする。

虫歯は運命って言うなら、「歯磨きも適当・お菓子も自由でいいのか?」というとそう簡単ではありません。

虫歯がある子の割合、40年前は90%以上!

1970年代~80年代、6歳の子の90%以上に虫歯がありました。
子供の虫歯は当たり前な時代でした。

ところが2010年代になると、40%台に急減。
虫歯のある子供の方が少ない!
詳しくは→NHKけさのクローズアップ、子どもの歯に格差

私自身、40年前の子供です。

仕上げ磨きなんて言葉なかったな。
歯を磨きなさい!とうるさく言われたこともない。
寝る前に磨く習慣もなかった。
フッ素塗布とか毎月検診とか、ありませんでした。
虫歯4本ありました。

ということで

子供の虫歯対策の結論、親の努力なんだけど

「仕上げ磨きと検診、お菓子は決まった時間に適量を食べさせる」を頑張ったら、あとは運命に身をゆだねるのみ!

「努力は報われる」と教育されてきているママ世代。
頑張りすぎたり、自分を責めたりしがちです。

そんなママ達に、no pain, no gain という言葉を贈ります。
訳すと「苦労なくして、得られるものはない」ですが、苦労すれば、何かが得られるという意味ではありません。

努力は報われるなんて傲慢ですよ~。

とりあえず、苦労(仕上げ磨きなど)するしかありません。
得るもの(虫歯なし)があるかどうかは、誰にもわかりません。

運命なのですから。

ちなみに、

私の父の兄弟(70代~80代)からわかること

男兄弟3名は、虫歯ゼロ全部自分の歯。歯並びサイコー。
女性陣3名は、虫歯多し、前歯の差し歯がお揃いな姉妹。

貧乏子だくさんだったので、甘いおやつもありませんでした。
でも、女性陣は皆、差し歯・銀歯だらけです。

仕上げ磨きなんて優雅なこともしてもらってません。
男兄弟は皆、頑丈な歯の遺伝子を受継いだようです。

私の父が70年以上の人生で歯医者に行ったのは、親しらずを抜いた1回だけ。
その時、「こんなに頑丈な歯は見たことがない。」と驚かれたそうです。

やっぱ、運命よ。

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